【野球ブログ】まず野球を楽しいと感じてもらうためには⁉

子どもたちが感じる野球っておもしろいとは⁉

こんにちは!BR PARK野球教室の谷口です。

現在も社会人硬式クラブチームでプレーを行いながら、子どもたち向けや初心者向けのための野球教室を開催しております。

私自身も取っ掛かりは野球って「楽しい!」「面白い!」と感じ、現在まで野球を続けてきました。

今回は、当クールで野球を好きになってもらう工夫を紹介させて頂きます!

是非、みんなで野球を楽しみましょう!

工夫①子どもたちに強制させない‼

昔で言えばスパルタ指導、根性論、精神論。子どもたちの「こうしたい!」「こうなりたい!」とは裏腹に「この通りに行うんだ」「こうすれば勝てるから」と指示を出し、大人の思い通りに動かして野球をさせる。

「昔の指導でも結果は伴ってたでしょ」と思う方もいるかもしれません。

確かに、「結果は伴っていなかった」とは断言できません。

ただ、それでは子どもたちにとっての成長につながりません。社会に出れば、自主的に行動する、考える能力が求められます。強制とはいわば、自主性、考える力に大人がSTOPをかけてしまっているのではないかと考えます。

大人でも強制的にやれと言われれば、いい気はせず、前向きな感情にはなりにくくなります。

子どもたちも一緒です。せっかくの子どもたちの「やりたい!」「頑張りたい!」というエネルギーに対して大人が強制させることで、自主性にストップがかかってしまします。本当に取り組もうとしていたこともやる気が無くなってしまいます。

子どもたちが大好きな野球でいかに考える力を身につけられるか。そこで考えた力は、自ずと今後の成長に生かされてくると私自身もこれまでの野球人生の中で身をもって体感しました。

大人は、いかに「やらせる」ではなく「やりたい」に変えることが大切だと考えます。練習メニューや取り組み方など大人の工夫が必要ですね!

工夫②子どもたちの「やりたい!」「頑張りたい!」を尊重する‼

私も野球って楽しいから始まり、もっと「やりたい!」「頑張りたい!」と感じて現在まで野球を続けてきました!

私が野球をはじめた時は現代と比べ、得られる情報も多く、映像に溢れています。

特に映像や情報がすごく発達し、気軽に高校野球やプロ野球、野球の技術といった情報もつかみやすくなっています。子どもたちはよく観察し勉強しています。スクール日には子どもたちの方からたくさんの情報を得ています。それは、子どもが野球って「楽しい!」「面白い!」と感じるからこその行動であると考えます。

もし、バットを振りたいと子どもが感じ、素振りをしていても「危ないから振らない!」「だめだよ!」と大人がその先の未来を予測してストップをかけてしまうケースはよくあります。否定するのではなくその際は、子どもには、絶対に他の子どもたちに当たらない場所に円を書いてもらいそこでバットを振ってもらうとこどもたちは走って円を書き、バットを振り始めます。

絶対に大丈夫、問題ないと感じ、汲み取る感性は大人になっても必要なスキルになってきます。

また、練習のドリルやアドバイスによって子どもたち自身が成長を感じると「野球って楽しい!」の感情から「もっと頑張りたいな!」「やりたいな!」の比重が大きくなり、「楽しいの気持ちが頑張りたい!やりたい!」の感覚に変化していきます。

子どもたちの前向きな気持ちは、大人が思う以上に成長の材料になります。その成長には、子どもたちが野球を楽しいと心から底から野球を好きになっていないとできないのです。心が動けば子どもは大きく成長すると考えます。

工夫③子どもたちへの伝え方‼

子どもたちはとても感受性が高く、好奇心旺盛です。

見るもの、聞くもの、感じるものすべてのことに集中力を向けてしまします。

そんな時、野球に集中してほしい!と大人が感じ、「しっかりと集中しなさい!」とついつい上から目線で命令形になってしまうことはありませんか?

それでは、大好きな野球を取り組んで切るのに子どもたちにストレスを与えてしまします。

では、それでもやってほしい場合はどうしたらいいのか?

「なぜやらないといけないのか?」「やらないとどうなるのか?」「やるとどうなるのか?」まで丁寧に伝える必要があるのです。スクールでは、子どもたちに【自分のなりたい選手のイメージ】をしてもらいます。この練習にはその選手に近づくための練習だよと伝え、今と今後どう変化していくのか実際に動作で見せながら説明します。※その際、野球に集中してもらう練習のドリルや雰囲気もすごく大切です。

大人と違い、言葉だけでは理解し難い場合もあります。特に初めて行う、経験する子どもにとっては大人と同じ説明で理解するのはほぼ不可能に近いと言えるでしょう。

子どもは、動くものや初めて感じるものにすごく興味をもちます。だから、具体的に子どもの頭に映像が流れる、イメージが映るような説明を行うことが大切です。

いかに、子どもの目線になって伝える!ことを大切にしております。

まとめ:大人の接し方で子どもは大きく成長する‼

子どもの自主性に歯止めをかけないために、いかに野球を楽しみながら技術を身につけるか。

子どものできる事から行い、まず野球を楽しい!、もっとやりたい!と思える「声かけ」や「導き」が大事です。

子どもの成長には、大人の手助けが必要不可欠です。ただ、必要以上に関わりすぎるのも良くありません。

大人に見守られながら安心して野球ができる環境を用意してあげること。

実は、子どもたちを観察しているとすごく周りを見て考え行動しています。

スクールでは守備練習からバッティング練習に切り替わる際、子どもたちには自分たちで投げたボールを集めてもらいます。その間にコーチはネットの移動やコーンの回収などを行います。ある時、1人の子どもがボール集めをせずにコーンの回収を真っ先に行いました。理由を聞くと、「(ボール回収は人数が多くて)コーチのコーンの回収の方が遅いから」と言われました。その際、よく観察して早くバッティング練習を行うにはどうすればいいのか考えて行動にまで移せるのがすごいな!とすごく感心しました。

大人が過度に関わるとこどもたちの自主性に甘えが生じてしまいます。大人は、子どもが手助けが必要な時にサポートできる距離感でいいのです。

繰り返しになりますが、「見守る」ことが大切です。「我慢して、サポートして、我慢して、サポートして」の繰り返しです。

子どもは、大人の思っている以上に成長していきます!気長に見守っていきましょう。

初めての野球→専門的な指導をお求めな方へ

BR PARKでは大阪府豊中市で初心者の子どものための野球教室を実施しております。

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